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そもそも旅館とは何だろう、最近旅をしていてそんな疑問を抱くことがままある。
特に大きな旅館に泊まったときにそう感じる。
果たして旅館にこんな設備が必要なのだろうか。
例えば、夜食所、市場と見紛う巨大な土産物屋、果てはナイトラウンジに至るまで。
とにかく一度チェックインしてしまえば一歩も外へ出なくても過ごせるようになっている
一見便利なように見えて実はこれが曲者である

本来旅の楽しみとは、見知らぬ地でのみ知らぬ人との触れ合いであったり、そぞろ歩きで
偶然見つけた風景との出会いだったりするものだ。
名所観光だけお義理のように済ませて、夕刻ばたばたと旅館に入り朝まで一歩も外出せず
又ばたばたと家路を急ぐ。これでは旅を楽しむ余裕などあろうはずがない。
宿に着く。とりあえずひと風呂浴びて浴衣に着替え、下駄を借りてぶらぶら散歩
温泉街なら土産屋をひやかして熱々の温泉饅頭を頬張り、
海辺なら釣り人に釣果を尋ね雑魚を一匹貰って、宿へ戻る。
夕食を終えて又、風呂へ

−−−−−−−−−中略−−−−−−−−−−
これぞ旅の醍醐味だ。

宿に必要な要素は、「美味しい料理」、「心地よい風呂」そして「安眠できる寝床」
この3つで十分である。しかしながら、このたった3つの条件を満たす宿はそう多くない。



上記の文章は、1998年月発行の月刊誌「たる」拍酒喝采と言う本からの抜粋で
旅文化研究家 柏井壽 さんの書いたものです。全てのお客様が望んでいる
旅・宿の内容ではないかも知れませんが
旅の醍醐味がわかる旅師に好まれる宿になりたいですね。


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