ペットとドライブ

日頃から車に慣れさせよう
体質にもよりますが、、車酔いを防止するためには、とにかく“慣れ”が大事です。また旅行のときにいきなり乗せるとパニックを起こしてしまう恐れが。初めは短時間でのドライブからはじめて、徐々に距離や時間を長くしていきましょう。
小さいうちから車に乗せていても、どうしても酔ってしまうペットもいます。この場合は事前にかかりつけの動物病院に相談して、酔い止めの薬を処方してもらうなどの対処法を。
車に乗る前の食事と水は?
クルマに乗る時は、2時間ほど前からごはんを控えるようにしましょう。水は1時間前までに飲ませておくように。ドライブ中の車内での飲食は、車酔いやそそうの原因になるのでは避けましょう。
少々窮屈くらいのケージを選ぼう
車内の居場所は、ケージ内や後部座席の床が最適です。ケージに入れる場合は、カーブで右や左に体が揺れるような広いケージはNG。酔いやすくペットへの負担が大きくなります。自然に伏せをした状態で入る程度の大きさを選びましょう。少々狭いくらいのほうが体力的な消耗と酔いを防ぐことになるので、ペットの体が自由に動かない狭い場所に固定させるように乗せるようにしましょう。
安全運転を心がける
急な発進や、急ハンドル、急ブレーキは厳禁です。カーブの多い山道などは普段酔わないペットでも酔ってしまうことがあるので、なるべくゆっくり走るように心がけましょう。 ドライブ中のBGMやラジオは、ボリュームを上げすぎなければOKです。
走行中はドアをロックしよう
ペットが酔わないようにと窓を全開にして走るのは危険なのでやめましょう。何かの拍子に窓から外へ飛び出さないとも限りません。またパワーウィンドウの場合は、ペットがふとした拍子に開けてしまう可能性があるので必ずロックをしておくように。
走行中の喫煙
車内では禁煙を心がけましょう。ペットの嗅覚はとても敏感です。ペットはタバコの煙と臭いが大嫌いなので、換気状態がよくない車内でタバコを吸うと気分が悪くなってしまうことも。また吸殻が入ったままだと臭いの元なので灰皿は掃除しましょう。 喫煙者は休憩時にペットから離れて喫煙すればOK。
休憩はこまめに
ドライブ中はペットの体調を考えて、休憩はこまめにとるようにしましょう。 もしペットがそわそわしたり、息づかいが荒くなったりしたら、トイレや車酔いのサインなので、すぐに車を泊めて外に出してあげましょう。 ドライブインやサービスエリアなどの施設で休憩する場合、ペットの入店許可があれば小犬はケージに入れて連れて行きましょう。連れて行けない場合は、交代で食事を取るなどしてペットをひとりにしないように。
車内の温度はやや低めに
わんこは寒さより暑さが苦手です。人間が快適に過ごせる温度設定の場合、わんこにとっては暑いことも。車内の温度を20度前後にしておくと、わんこも快適に過ごせます。 わんこ以外のペットを長時間車に乗せて移動するような場合は、そのペットの適温に設定するようにしましょう。
車内に置き去りにしないで
クルマを離れる時は、必ずペットも一緒に連れて行きましょう。夏の暑い時期だけでなく、春先や秋口も予想以上に車内の温度は高温になります。ひとりにされたストレスから寂しくていたずらすることも。 また心ない人にいたずらされたり、ペットを連れ去るケースもあるので、なるべく一緒に行動しましょう。
リードを必ず着用させよう
サービスエリアなど絶えず車の出入りがある場所などでノーリードにするのはマナー違反です。サービスエリアは絶えず車の流れがあるため万が一のことを考えて必ずリードを着用させましょう。また、出会う人すべてが犬好きとは限りません。犬嫌いの人や子供に恐怖心を与えることがないように人が多い場所ではリードを短めに持つようにしましょう。


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